第42回浦安大家塾を開催しました!_2016年6月4日


今回は、

絶対に押さえておきたい遺言に関する基礎知識!
現役弁護士から現場の実態を学ぶ!

というテーマで開催しました。

b_lis022.gif 「遺言について知ってるようで知らない・・・」
b_lis022.gif 「作成しようとは思いながら先延ばしにしてきた・・・」
b_lis022.gif 「確かに、家族のことを考えておかないとな・・・。」
b_lis022.gif 「遺言がないことでリスクがあるって聞いたけど、本当?」

という疑問点等について理解が深まったと思います。

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今回は、16名での開催となりました。

少人数であったこともあり、途中、質問なども飛び交う、かなり濃い回になりました。

大人数開催もいいですが、これぐらいの人数の方が、運営していて、楽しかったりします。(^^


前半、体験談発表ということで、私の民泊(Airbnb)失敗談をお話ししました。

実は、この失敗談、3部作になってまして、今回が、最終章。

儲かると思って試してみた民泊で、宿泊初日からトラブル発生。

なんやかんやで夜逃げとなり、荒らされた部屋が残りました。

今回、損害賠償請求を起こしたところ、部分的に請求が認められた、という体験談をお伝えしました。


おそらく、民泊を運営されている方は多いと思うのですが、トラブルに遭い、損害賠償請求までしている大家さんはそうはいないだろう、ということで、


「万が一のトラブルの際にも、このようなやり方で損害は賠償できる!」


ということをお伝えしたかったのです。


また、民泊を試す試さないにかかわらず、どのようなことが賃貸業界で起こっているかを把握しておくことは、やはり、賃貸物件オーナーとしては必要です。

だって、自分の物件の入居者さんが勝手に民泊サイトにお部屋を登録し、また貸ししている可能性もありますものね。(実際にそのような被害がでている物件もあります。)



ただ、実際に民泊を運営している方が2名いらっしゃいましたが、

「最近、競合物件が多くなりすぎて、宿泊料が本当に値下がりしてきている・・・。」

「もううまみがなくなってきたので、民泊からは撤退しようと思っている・・・。」

という体験談をお聞きすることができました。


一般的には、

「いよいよ今年からが民泊が一気にブレイクする年だ!」

とも言われていますが、間違っても何もしないで利益のあがるブルーオーシャン市場などではなく、賃貸経営と同じく、工夫した人だけが生き残れるような市場、ということが言えそうです。


一般的な法則として、


短期間でブレイクしたモノ・サービスは、短期間で売れなくなる

ゆっくりと市場に浸透していったモノやサービスは長く売れ続けていく


というのがありますが、もしかしたら、この民泊もあてはまるのかもしれないですね。


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続いて2部では、弁護士の長先生にご登壇いただき、「遺言」について講演いただきました。

長先生は、遺言の普及に尽力されていて、その一環で今回の大家塾に出演いただいたのです。

何でも、ヨーロッパなどでは、遺言の普及率は80%ほどだそうですが、日本の遺言普及率は10%にも届かないようです。

ヨーロッパでは、

遺言を残すのは当たり前、義務である

という考え方なんですね。

その根底には、

家や家具などは先祖から代々引き継いでいくもの

という考え方があるようです。


長先生がおっしゃった言葉で非常に印象的なのは、

「遺言とはギフトなんです。」

ということ。


遺言がなかったばっかりに、残された家族が骨肉の争いを繰り広げることになってしまった・・・。


というのはよく聞く話ですが、確かにそんな醜い争いを防げるのであれば、遺言は本当にギフトなんだと思います。

また、それ以上に、自分が家族に対して残せる最後のメッセージ、ということもできますよね。


長先生は、

「遺言はラブレター。なので、一度ご家族にラブレターを書いてみませんか?」

という提案もされていました。


私も、今まで遺言ってなんだか堅苦しくて、死ぬ間際にでも書くものかなと思っていたのですが、そうではなく、家族への手紙として、書いてみたいと思えました。


さっそく家族へのラブレター、買いてみます!



あと、今月の一冊のコーナーでは、「万年赤字物件を驚異の高値で売る方法」 をご紹介しました。

万年赤字物件を驚異の高値で売る方法
新川 義忠
幻冬舎
売り上げランキング: 34,750

内容は、業界にいる人間なら、


「ふーん、当たり前のことばっかりだな・・・。」

と感じる内容で、私も売却に関する勉強会の中でもよくお伝えしているような話です。

しかし、そもそも不動産を買うノウハウは巷に腐るほどありますが、なかなか売却に関するノウハウ本はほとんどありません。


そのような意味で一読の価値あり、と考えたのです。

また、明らかに今の相場は、売り手市場になっています。


ですので、売却を考えたことがなかった大家さんにとっても、一度は、


「今自分の物件を売却したら、どうなるか?」


と考えるきっかけになってほしいと思ったのでご紹介しました。


ぜひぜひご一読くださいね〜。



第42回 浦安大家塾 受講者の声

■民泊に興味は無かったけど、知識は必要だと思った (千葉県浦安市 H.M 様)

民泊は興味無かったのですが、借りている人が又貸しする事もあるというので、

ある程度の知識は必要と思いました。

現在相場が下がっている事や、仲介しているAirBの近況、AirBで借りている人の又貸し、

申し込んだ人数以上で泊まる例も多い等、参考になりました。

遺留分について詳しく解りました。

遺言書が大切である事もよく解りました。

財産分与だけの意味では無い事は初めて理解できました。

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遺言書は大人のラブレター (大田区 M.O 様)

Airbnbの続きのお話しが聞けてよかったです。

遺言書は「大人のラブレター」は、とてもよい表現だと思います。

よいお話が聞けました。

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大変勉強になりました!(千葉県四街道市 S.K 様)

遺言、大変勉強になりました。

さっそく!!

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■旬な話題、Aiebnbの気を付けるポイントが分かった!(新宿区 M.H 様)

久しぶりに参加させて頂きました。

Airbnbについては、体験談旬な話題だけに興味深かったです

所有物件にもファミリータイプにエアビ向けに問い合わせが来るのですが、

気をつけるポイントが分かったような気がします。

また「遺言」については、

老いた両親向け又自分向けにそれぞれ立ち位置が違いますが、重要性が理解できました。

一定の規模を超えたら専門家に相談することも必要だと感じました。

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■遺言書作成を考えます!(神奈川県浜松市 H.K 様)

単純、明確な相続の説明ありがとうございました。

小生も遺言書作成を考えます。


 ・遺言書の雛形
 ・寄与
 ・遺留文

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■兄弟やその子供との関係も再考したい(千葉県市川市 T.M 様)

相続にたいする遺言、私自身も子ナシのバツ1なので、

兄弟やその子供との関係も再考したいと思います。

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■遺言書を書いてみたくなった!(東京都八王子市 T.A 様)

遺言書について、よくわかりました。

さっそく遺言書を書いてみたくなりました。

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■残す側の話だけでなく、受け取る側の事例もお聞きしたかった(千葉県松戸市 I.S 様)

残す側(送る側)の話はわかりました。

受け取る側の相続時の事例もおききしたかったです。

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■供給過剰だと初めて知りました!(千葉県木更津市 T.S 様)

遺言の資料は内容も複雑だったので、

映すだけでなく配付もして欲しかったです。

Airbnbが既に供給過剰だということを初めて知りました。

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■遺言書を用意するモチベーションが高まりました!(足立区 T.H 様)

遺言はいつか用意しないといけないと常々思っていましたが、

今日の話を聞いてさっそく用意しようとモチベーションが高まりました

Airbnb 今日の話を聞いて、

逆にLCCとかで海外に行ったときに自分自身が泊まって、

ユーザーサイドから体験してみようかと思いました。

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■今後に役立てていきたいと思いました!(埼玉県東松山市 M.T 様)

遺言書の作成
にあたって、

付言の活用があるということを知り、

今後に役立てていきたいと思いました。

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■楽しみながら財産を譲る方法を考える!(品川区 K.T 様)

相続対策、大変勉強になりました。

細かい用語が難しかったですが、

楽しみながら財産を譲る方法を考える大切さとわかりました。

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■Airbの移り変わりの早さに驚きました!(大田区 K.A 様)

1)Airbのお話

わたし自身、ある意味全然考えていなかったので、

このテーマでの移り変わりの早さにおどろきました

2)遺言書

ぜひ、書いてみます。

愛を込めて書けば、よいものが作れそうです

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